金融業向け
遺言システムの基盤整備
金融業向け
遺言信託業務の大幅な拡大に対応するための
基盤となる遺言信託システムの整備
- ワークフロー導入による業務円滑化、OCR導入によるペーパーレス実現
- AWS・Azureのハイブリッドクラウドで実現
- 一部業務の自動化によるオペレーショナルリスクの低減
導入製品
・Red Hat Enterprise Linux
・PostgreSQL
・intra-mart Accel Platform
・intra-mart Accel Documents
・SVF
・Resin
・Apache
・OpenJDK
・Server protect
案件規模
最大利用者数:5000名
同時利用者数:500名
法改正に伴いサービス拡大が見込まれる為、新システム導入が急務に
国内の高齢化が進んでいることや、相続法改正に伴い、今後、相続関連サービス(※)のビジネス拡大が見込まれる状況であった。
ビジネス拡大を見据えた基盤の強化として、業務を円滑かつ堅牢に遂行するためのシステム導入が必要となった。
※遺言執行引受予諾業務、遺産整理業務、遺言執行業務
紙での手続きからの脱却、事務負担の軽減
現行業務における課題として、紙面での事務手続きが残存しており、業務円滑化の妨げとなっていた。
一部システム間も未連携であったため重複入力の負担が大きく、
また、データ入力、資料作成に係る負担、現物管理の事務負担も課題となっていた。
新遺言システムの導入による業務の円滑化
新システム導入に伴いペーパーレス化を実現し、ワークフロー導入により業務が円滑化した。
ワークフローや折衝履歴との相互連携・自動化、
OCRの導入・一部帳票への自動反映などを実装し、オペレーショナルリスクの低減にも成功した。
今後の相続関連ビジネス拡大を見据え、業務の効率化を実現した。
AWSとAzureのハイブリッド構成で実現
顧客情報の取扱いに関するお客様のセキュリティ観点から、AWSとAzureのハイブリッド構成を希望された。
それぞれにおいて異なる顧客情報を保有する形で実現させることとなった。